琉球古武道とは

琉球古武道は、空手と共に古くから沖縄に伝わる伝統武術です。私たちの恩師、箕輪剋彦先生が私たちにいつも下記のように話されていました。「空手と古武道は、車の両輪の如く、片方が欠けたら、車は走ることが出来ない。そして、空手と古武道を両方した人が真の琉球武人である」と。

先生の言葉のように、古武道を抜きにしての空手道は語れないし、空手を抜きにしての古武道もありえないのであります。

琉球古武道は三山時代南山(大里)、北山(今帰仁)、中山(玉城)に栄えました。これは、中国の南方(福建省)あたりから伝わり、その後、1421年、尚巴志王による三山統一後、各按司によって部落に伝えたとされる。1609年島津藩の琉球侵攻を境に、王家が衰退し、武士たちが各地域に散らばり、いつしか庶民たちの間にも古武道が広まった

琉球に於ける古武道に「実戦」が頻繁に行われた時期は、三つの王国、いわゆる三山分立の時代で国内が乱れ、互いに数十年も交戦しあっていた時代である。現に、その時代の人物の名前がそのまま棒術の型名になって現在に伝わっているのである。

琉球古武術会」を大正3年に創設した屋比久孟伝先生を始め、その愛弟子の平信賢先生によって昭和8年8月15日に初めて「琉球古武道研究会」が設立されました。

昭和15年に那覇に於いて、琉球古武道の個人教授が行われた。そして、その会は後に「琉球古武道保存振興会」と改名され、その発展と普及に尽力されたのであった。